医療最前線の名医16名

公開日: : 書籍

一般向けの書籍の紹介です。
2011年5月31日発売の最新の治療の紹介を書かれた書籍です。
最先端の治療を行っている医師を16人取材して書かれています。

その中にトモセラピーが紹介されていました。
一般の記者の方が書かれたと思いますが、内容はあまりおすすめできるものではないと思いました。

特にトモセラピーの特徴として、「これまで強度変調技術をすべてIMRTと呼んでいましたが、従来のIMRTとトモセラピーは全く違うものと考えていいでしょう。」と書かれており、その後もトモセラピーがIMRTの上位に位置するものとして書かれています。2011年5月に出版された書籍としては、いくらなんでも言い過ぎかなと思いました。

また、前立腺の線量分布でトモセラピーと5門のIMRTが比較されていますが、違う患者(もしくは違うスライス面)で、記載されているメリットが大腿骨頭線量の減少でした。
図を見る限り、比較されているスライスでは直腸線量についてはIMRTの方が良さそうです。

その他にも気になる点がいくつかありました。
記事の校正に、医師が関わっていないんじゃないかなと思いました。

正確な情報という意味で、あまりおすすめできない本だと思いました。

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