がん放射線治療技術マニュアル

公開日: : 書籍

書籍の紹介です。技師向けの放射線治療についての教科書のような本です。

筆者は、治療経験が非常に長いようで、また医学物理士の導入には反対の姿勢をとってらっしゃるようです。

第1章は医学物理士が医療現場で働くことの是非について、反対の立場で書かれています。
それ以外の章では昔から現場を知ってらっしゃる筆者の経験を踏まえながら、現場で必要な知識について様々なことを書かれています。

医学物理士導入に対する反対の意見や、放射線治療の現場の歴史を知るという点で有意義な本でした。

他の本も読むという前提であれば一読の価値はあると思います。
ただ、この本だけで全てを判断するのは危険と思います。医学物理士が必要な事を書かれている本と併せて読んで、考えることが大事だと思います。

カテゴリー

アーカイブ

関連記事

画像診断を考える 第2版

一流の放射線診断医が何を考え、どうやって学んでいるかが書かれている書籍です。 放射線腫瘍を専門とし

記事を読む

放射線医学総論の書評

2012年1月に発売された教科書です。 薄い教科書ですが、主に最近の事を中心に分かりやすくまとめら

記事を読む

臨床放射線 2011年10月号

放射線科医向けの雑誌の紹介です。今月の臨床放射線は、「機能画像の放射線治療への応用」でした。 201

記事を読む

TNM悪性腫瘍の分類が修正されました。

UICCのTNM悪性腫瘍の分類の日本語訳第7版に誤りがあったため、第5刷で、多数の修正がされました。

記事を読む

放射線治療の最前線

書籍の紹介です。2011年3月発行の久留米大学放射線科教授 早渕先生が執筆された本です。 対象とし

記事を読む

いきなりスゴイ! PowerPoint【超実践! これ一冊で完全マスター】

PowerPointによるプレゼンテーションの本です。 インパクトのある素晴らしいプレゼンテーション

記事を読む

知ってる知らないが生死を分ける 最新医療技術

一般向けの書籍です。 重粒子線治療が載っていたので買って見ました。 重粒子線治療については群馬大学が

記事を読む

放射線医が語る被ばくと発がんの真実

一般向けの書籍で、中川恵一先生が書かれています。 読む価値のあるいい本だと思いました。

記事を読む

子宮頸癌治療ガイドライン 2011年版

2011年11月に出版されたガイドラインです。 放射線科の先生も戸板先生や、古平先生が、宇野先生など

記事を読む

治療線量の第3者評価はとても大事なお話です。

臨床放射線2012年6月号の紹介です。 今回の特集は、「放射線治療のさらなる質保証をめざして」とい

記事を読む

カテゴリー

アーカイブ

Comment

  1. 中村幸子 より:

    「がん放射線治療技術マニュアル」について、評していただき、ありがとうございます。
    弊社は、医学・看護の版元で、主に放射線関係の書籍を刊行しています。
    http://www.pilar-edit.com/shop/
    自分は、同社で編集しています。

    昨年、「造影剤の副作用」について刊行いたしましたが、放射線治療についての書籍は、まだ刊行しておりません。
    新刊のアイディア、ご執筆のご意向などございましたら幸甚です。

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

カテゴリー

アーカイブ

画像診断を考える 第2版

一流の放射線診断医が何を考え、どうやって学んでいるかが書かれている書籍

癌治療と漢方薬のテレビ番組(12月8日)

明日、12月8日のお昼ですが、NHKで、がん治療における漢方についての

重粒子線治療が今日のテレビで特集

今日12月6日の23時から、群馬大学の重粒子線治療の特集がテレビで放送

no image
最新の放射線治療の教科書

JASTRO総会が始まりましたね。 本屋さんで見かけた新刊を紹介させ

がん放射線治療計画ハンドブックの予約開始

治療計画の教科書の翻訳本がJASTRO総会にあわせて出版されます。

→もっと見る

  • face 放射線治療に関わる専門家のかたへ。
    放射線治療医が最新の情報をお伝えします。
PAGE TOP ↑