本物の医師になれる人、なれない人

公開日: : 書籍

崇高な医師になろうと頑張っている高校生が読めば面白いかもしれませんが、医師向けではない本でした。amazonのレビューをしっかり読んでから、読むかどうか決めるべきでした。

この本に当てはめて判断すると、私は本物の医師には決してなれないようです。

内容は多数の裁判事例などを取り上げて、独自の解説を行っています。

例えば、手術しないと命を落とすが、いくら説明しても手術を拒否している患者をどうするのが良いか。
患者の気持ちを無視して手術するか、手術しないかが問題ですが、この本の正解は、「もう一度説得。それでも拒否したら粘り強く説得」でした。

筆者自身が「現場を知ることが大事」書かれていますが、まさしく筆者に当てはまると思いました。
筆者は、法律が専門の医師国家試験予備校講師で、医療現場で仕事をされた経験はほとんどないようです。

この本で唯一素晴らしいと思ったのがタイトルのつけ方。このタイトルであれば内容はどうであれ買ってしまう方が多いと思います。

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