もしもベクレルさんが放射能を発見していなければ

公開日: : 書籍

書籍の紹介です。一般向けの本です。
タイトルや帯はベクレル・シーベルトだけが書かれていますが、単に最近の放射線本ブームに便乗した装丁なだけでした。

中身は様々な元素の発見の物語を軽く紹介している本です。
リン、パラジウム、ヨウ素などの元素の話が延々と続きます。

放射線は最後の方に少し出るだけで、文章も他の本や伝記からの引用が多くを占めていると思いました。
予備校の化学の先生が、中学生向けあたりに書かれたと思われる本です。
中身を知っていたら買わなかったと思います。

放射線治療についての解説は「2つの方法がある。一般的な体の外側から放射線を当てる方法は(中略)副作用も大きい。こうした欠点を克服したのが、放射線治療の最新機器 リニアックである」と書かれています。

何か勘違いされたのかな?

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