放射線健康障害の真実の書評

公開日: : 書籍

北海道がんセンター院長の西尾先生が書かれた書籍です。
がん治療医としてのこれまでの経験やICRP、ECRRなどの話を出しながら放射線健康障害について書かれています。

私の意見は、放射線障害については以前書かせていただいたように、危険であるとも大丈夫とも言い切れないと思っています。
筆者は「わからないから危険だとして対応しなければならない」と書かれていましたが、個人的には「わからないから、よく考えて行動も発言も注意深くするのが良いかなあ」と思っています。

この書籍は色んな部分で、放射線の危険性について、上記の筆者のスタンスで刺激的に書かれているなあと思いました。

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