「放射線医学 放射線腫瘍学」の書評

公開日: : 書籍

2012年4月に発行された、放射線治療医向けの教科書です。
放射線治療を始めたばかりの先生にオススメの教科書になっていると思います。

比較的薄い本ですが、内容はとても充実していて総論と各論が分かりやすく書かれています。
治療適応、治療範囲や線量などについても、根拠を示しながらきっちりと書かれています。
またIMRT、粒子線、BNCT,放射線増感剤などについても記載が豊富です。

分担執筆ですので内容にややばらつきはありますが、全体的にとても良い本だと思います。
これまでは、若手の先生にまず最初に読む教科書を尋ねられたら、グリーンマニュアルや放射線治療学第4版を薦めていましたが、今後はこの教科書を薦めることにしました。

カテゴリー

アーカイブ

関連記事

頭頸部画像診断に必要不可欠な臨床・画像解剖

診断の本の紹介です。タイトルの通り、頭頚部の解剖の解説本です。画像診断の増刊号です。 とりあえず買っ

記事を読む

ICRU Report 83

2010年に出版されたIMRTのための書類です。 「Prescribing, Recording,

記事を読む

放射線治療計画ガイドライン 2012年版の予約開始

最新版の放射線治療計画ガイドラインが、2012年11月15日に発売開始と決まったようです。いくつかの

記事を読む

Preziで始めるズーミングプレゼンテーション

オンラインプレゼンテーションソフトの紹介です。 作成はオンラインでFlashアプリケーションで行いま

記事を読む

放射線医が語る被ばくと発がんの真実

一般向けの書籍で、中川恵一先生が書かれています。 読む価値のあるいい本だと思いました。

記事を読む

TNM悪性腫瘍の分類が修正されました。

UICCのTNM悪性腫瘍の分類の日本語訳第7版に誤りがあったため、第5刷で、多数の修正がされました。

記事を読む

放射線医学総論の書評

2012年1月に発売された教科書です。 薄い教科書ですが、主に最近の事を中心に分かりやすくまとめら

記事を読む

「がん漢方」で漢方薬のお勉強をしました。

2012年8月に出版された「がん漢方」を読みました。医師向けに書かれた癌治療と漢方薬についての書籍で

記事を読む

放射線健康障害の真実の書評

北海道がんセンター院長の西尾先生が書かれた書籍です。 がん治療医としてのこれまでの経験やICRP

記事を読む

臨床放射線 2011年8月号

本来は画像診断医向けの本ですが、今回は放射線治療特集となっています。 今回の特集は、「高精度治療およ

記事を読む

カテゴリー

アーカイブ

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

カテゴリー

アーカイブ

画像診断を考える 第2版

一流の放射線診断医が何を考え、どうやって学んでいるかが書かれている書籍

癌治療と漢方薬のテレビ番組(12月8日)

明日、12月8日のお昼ですが、NHKで、がん治療における漢方についての

重粒子線治療が今日のテレビで特集

今日12月6日の23時から、群馬大学の重粒子線治療の特集がテレビで放送

no image
最新の放射線治療の教科書

JASTRO総会が始まりましたね。 本屋さんで見かけた新刊を紹介させ

がん放射線治療計画ハンドブックの予約開始

治療計画の教科書の翻訳本がJASTRO総会にあわせて出版されます。

→もっと見る

  • face 放射線治療に関わる専門家のかたへ。
    放射線治療医が最新の情報をお伝えします。
PAGE TOP ↑