「これからの乳癌診療2012ー2013」は勉強になる本でした。

公開日: : 書籍

2012年6月に発行された医師向けの書籍である「これからの乳癌診療2012ー2013」を読みました。

今回はかなり新しい事がたくさん載っていて勉強になりました。

エコー検査で硬さを推定するエラストグラフィや、骨転移に対するランマークの話などは、今まであまり知りませんでした。
また、放射線治療についてもガイドラインの変更点がわかりやすく解説されており勉強になりました。

粒子線治療については菱川先生が早期乳がんの粒子線治療について書かれていました。

コンセプトとしては面白いと思います。ただ、乳癌は病変の広がりを非観血的に正確に設定するのが難しいと思います。乳癌のRFA治療の大きな欠点がこれだったと思いますが、粒子線治療ではCTVの設定をどうやって解決されるのかすごく期待しています。

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