「がんサバイバー」は晩期副作用の勉強に良い本でした。

公開日: : 書籍

「がんサバイバー: 医学・心理・社会的アプローチでがん治療を結いなおす」という2012年6月に出版された書籍を読みました。アメリカの作者の翻訳本です。

癌になった後の生存者にとっての様々な問題を取り上げた書籍です。
後半の癌による晩期障害が非常に勉強になりました。

例えば、ホジキンリンパ腫で広範囲のマントル照射を受けた方の晩期障害などは非常に詳しく書かれていますが、二次発がん、心毒性などのリスクが非常に高いことに驚きました。

放射線治療の進歩で晩期障害は少なくなっていると思いますが、逆に長期生存者が増えているため、晩期障害についての配慮はより大事になると思います。
とても勉強になる、良い本でした。

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